まだまるみが小さかった頃、太陽で日向ぼっこをしているまるみをぼけ〜っと見ていると、ふとあることに気が付きました。
まるみの毛をよーく見てみると、毛の表面が日の光に照らされてキラキラと銀色に輝いていました。ブリティッシュショートを飼うのは初めてだったので、その頃はキレイな毛をしているなぁとしか思っていなかったのですが、よくよく調べてみると同じブリティッシュショートヘアでも個体によって毛の色だけでなく、その配色パターンにも違いがあるようです。
まるみのおけけは「シェード/スモーク/チンチラ」タイプ?
ブリティッシュショートヘアの代名詞と言えば、グレーのキレイな被毛「ブリティッシュブルー」ですが、
この他にも「ブラック、ホワイト、チョコレート、シナモン、クリーム、ジンジャー、ライラック」など様々な色のブリちゃんがいることは前から知っていましたが、基本的にブリちゃんの毛ってほとんど根元から毛先まで全部グレーじゃないの?と思っていました。
ただ少し調べてみると、カラーの違いだけでなく、配色のパターンもいくつか分類されるそうで、まるみはその中でも『シェード/スモーク/チンチラ』タイプに当てはまりそうでした。
その特徴として、「被毛の先端の色が根元より濃いパターンで、毛色が光るように見える。」そう。
確かに毛色は光るように見えるけどちょっと待てよ、先端の色が根元より濃いっけ?
どれどれ…
濃いぃ〜〜っ!!
写真では見づらくて申し訳ないのですが、確かにまるみの毛先の色は根元よりも濃ゆく、この『シェード/スモーク/チンチラ』タイプで間違い無いようです。
他にはどんなパターンが?
という事実が発覚しましたが、せっかくなのでどんなパターンがあるのかまとめてみると、次の8種類の配色に分けられるようです。
- ソリッド
単色で模様がまったくない。ブリちゃんに最も多い王道タイプ - バイカラー
白と他の色の二色が混じり、白でない方の色は模様無し、もしくはトラ模様。この子もインスタグラムなどのSNSでよく見かけますね。 - クラシックタビー
トラ柄・濃い色で幅が違うストライプが渦巻き、尻尾にリング模様がある。 - マッカレルタビー
トラ柄で濃い色のストライプが体の側面を一方向に走り、尻尾にリング模様があり、背骨に沿って一本のストライプがある。 - スポテッドタビー
濃い色のストライプが細分化され、斑点のように見える。尻尾と四肢にストライプ模様がある。 - トルティ
ブラックとレッドが同じ比率で、亀の甲羅のような模様がある。 - キャリコ
いわゆる三毛猫と呼ばれるタイプで、トルティにホワイトを足した配色で、白色が占める量は遺伝によってバラバラ。 - シェード、スモーク、チンチラ
被毛の先端の色が根元より濃い時に見られるパターンで、毛色が光るように見える。まるみはこちらのパターン。
これまでは、「ブリちゃんと言えばグレーでしょ。」と、実に浅はかな考えでしたが、
イギリスで一番長い歴史を持つ品種とも言われるブリティッシュショートヘア。その長い歴史の中でたくさんのブリちゃんたちが契りを交わし、現在のような色とりどりで様々なパターンが生まれたようです。
まるみのご先祖様に一礼!
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