気まぐれムチムチ日記をご愛読していただいている方はすでにご存知かとは思いますが、
まるみはとにかく「ニィーニィー」よくしゃべる。
ベシャリの達人のポテンシャルを秘めている子ネコでもあります。
特に寝起きのときは饒舌になり、近寄って来てはおしゃべりをはじめます。
しかし、まるみは口を完全に「にゃー」と動かしているにも関わらず音が聞こえないことしばしばあります。
寝起きでノドやられたのか?カゼでも引いたのか?
はたまた昨日カラオケでオールでもしたのか?まるみの体のどこかにあるマナーモードを押してミュート状態になってしまったのか?
と様々な推測をしたのですが、いまいち理由がわからず謎が深まるばかりでした。
でも必ずまるみはこちらに何かを訴えかけているはずです…
その名も「サイレントニャー」
さすがに体調が悪く、カゼでも引いているんだったら少しマズイなと思い調べて見ることに。
偉大な先人たちが残した膨大な文献をくまなく読み漁っていると、そこに重大な真実が記されていたのです。
その名も…
「サイレントニャー」
サイレント….ニャー……?!
そのままやんけ!笑
と軽くツッコミを入れたくなるようなまことしやかなワードですが、文献にはさらにこう書かれていました。
それは「最終兵器」、人間には聞こえない「高周波」という驚愕の単語がずらりと並べているのです…
これはネコちゃんたちの地球侵略がいよいよ始まってしまうに違いない!
という冗談はここまでにして、
どうやらサイレントニャーはネコちゃんたちのコミュニケーションの一部で、親しみを込めた愛情表現だそうです。
甘えるとき、「遊ぶにゃー」「腹ヘッタニャー」などのおねだりをするときなど、本来は子ネコから母ネコに対して使うらしく、その声の周波数を人間には聴き取ることのできないため、その様子口パクのように見えたということです。
人間が聴き取ることができる音域が約20kHz(キロヘルツ)、一方ネコちゃんたちは約60〜65kHzまでの音域を聴き分けられるそうです。
「ほら、人間には聴こえにゃいんだろ〜あほ〜」とこちらをおちょくっているでもなく、ネコちゃんたちにとっては立派なコミュニケーションだったんですね〜。
人間には聴き取れないと言われるとますますどんな声で語りかけてきているのか知りたくなってもしまいますが、妄想でガマンしておきましょう。
「サイレントニャー」
その謎は、ネコちゃんが夜な夜なパティーをしていた訳でもなく、マナーモードボタンを誤って押してしまった訳でもなく、彼らが私たちに甘えているという最大の愛情表現。
また、「The Silent Miaow」(ジ・サイレント・ミャオ)と英語の文献にもその言葉は登場するようで、世界共通で使われているようですね。
ただ一つ断言して言えること、それは世界中のネコ好きたちがいまかいまかと彼らの声なき声「サイレントニャー」を心待ちにしているということでしょう。
報告は以上です。
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